土日祝日、お正月、お盆休みも取れない夫の息抜きであります夫婦の旅行…今年4月よりWEB担当便りでご紹介させて頂いております。
今回は、念願でありました東北二大祭り「秋田の竿燈祭り」と「青森のねぶた祭り」に行ってきました。
共に最終日であり大変な混雑でしたが、竿燈祭りは桟敷席で、ねぶた祭りは昼間運行は桟敷席で(あまり意味はありませんでしたが)、夜は海上運行と花火を桟敷席ではありませんが、五所川原からいらしたご婦人のご好意で最前列で観る事ができました。
竿燈祭りの「大若」と呼ばれる竿燈は、高さ12メートル、提灯46個、重さ50キロもあります。
それを人が5つの基本技「流し」「平手」「額」「肩」「腰」で操ります。幼い頃からの練習の積み重ねで成せる技が観衆を魅了します。
私もこれを観た時はぐっと込み上げてくるものがありました。
「どっこいしょオ、どっこいしょ」の掛け声と共に上がる竿燈!倒れそうになる事もあります。
幼若、小若、中若…小さな頃から祭りに参加している子供たちが伝統を継承していく姿には胸を打たれました。
ねぶた祭りの海上運行と花火大会はそれはそれは美しいものでした。
1台あたり2千万円程と言われている大型ねぶたが、多い時で22台街中を運行します。
最終日だったため、夜は賞を取った5台の海上運行のみでしたが、「ラッセ、ラッセ…」の掛け声と共に港を運行する姿は圧巻でした。
祭りも良かったですが、五所川原のご婦人と青森弁を交えての会話は旅の良い思い出となりました。
お天気にも恵まれ、十和田湖の青と空の青が日常を忘れさせてくれました。