日記

2009-09-22
白鷺(しらさぎ)

シルバーウィークの中、工房は相変わらず忙しく制作に追われています。

工房には東西南北全てに窓があるのですが、特に東側の大きな掃き出し窓と北側の中窓からは景色が良く見えます。
主人は時々、仕事の手を止め、その窓から景色やら通る人を眺めているようです。

先日「白鷺が来てる」と呼ばれたので、早速デジカメを持って飛んで行き、撮影に成功しました。
毎年北側の畑に飛来するのです。どうしてこんなところに来るのか不思議でなりませんが、毎年なのできっと何か理由があるのだろう、と思っています。
様子を眺めていると、どうも草むらに興味があるようです。しきりに首をつっこみそちらに行きたそうにしています。しかし、あきらめた様子で戻っていきました。

その立ち振る舞いが滑稽でしばし二人で見惚れていました。
(私たちは白鷺と思っていますが鳥に詳しくないため違っていたらすみません)

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2009-09-20
新明亭

お彼岸のお墓参りの帰りにうなぎ専門店の「新明亭」に立ち寄りました。
両親がここの味が好きでたまに一緒に来ましたが今回は主人を初めて連れて行きました。
地元ではかなり有名な昔からあるうなぎ専門店です。山口町界隈はうなぎ専門店が多くあり、高校時代バスの乗換えが山口町であったため、空腹時にうなぎの煙が随分堪えたものです。

表面はパリっと焦げていて、しかし中はふっくら、たれも甘からず、辛からず、薄からず、濃からずで、私はここのうなぎが一番好きです。
しかもお値打ちです。12時近くになるとかなり混んでくるのでいつも11:30頃を目安に行きます。
年配の方の常連さんが多い気がします。店内も掃除が行き届いていて清潔感があります。
会計口に座っている女将さんが入ってくるお客さんを上から下までジローって眺める姿が何とも言えませんが・・・今回初めて、その姿が見える席に座りました。
きっと一日中飽きないと思います。

[店名] 新明亭(うなぎ)
[住所] 愛知県名古屋市東区徳川1丁目510
[電話] 052-935-2624
[営業時間] 11:00~14:00、17:00~20:00
[定休日] 日曜日
※2012年3月をもって閉店されました。

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2009-09-12
愛知県M様より

朝晩は半袖では肌寒いくらいになってきました。

愛知県のM様よりブラックウォールナットの座卓とブラックウォールナットの特注テレビボードのお写真が届きました。
この座卓には引き出しと天板裏吊り棚もついています。
特注テレビボードはM様のデザインを基に制作いたしました。
詳しくは後日「お客様の声」にも掲載いたします。

ブラックウォールナットの特注テレビボード  ブラックウォールナットの座卓

2009-09-07
カンクン旅行記4

次の日は船に乗って、イスラ・コントイという無人島まで出かけました。
初めてカンクンを訪れた人は、イスラ・ムヘーレスというちょっと大きな島へ行く人が多いそうですが、私たちが無人島を選んだので現地スタッフさんがびっくりしていました。
去年フィジーへ行ったときもあまり皆が行かない島の方が自然が一杯残っていて良かったからです。

この日はたまたまいつも使っている船の修理があり、違う船で出向くため港もカンクンのホテルゾーンから少し遠いところとなりました。
船酔いが心配でしたが何とか大丈夫で、やはり日本人は私たちだけなので、船のスタッフさんがとても気遣ってくれました。
メキシコ人はとても陽気なのですが、思った以上に神経が細やかで優しいです。

案の定、船のてっぺんにはもろ強烈な日差しが当たるというのに若いカップルが日光浴をしていました。男性はマッチョなイケメンで、船内の女性の視線を集めていましたね。
私はちら見ですが・・・

食事時にスェーデンから来ているご婦人二人と話をし、彼女たちはもうカンクンに30回以上来ているとのこと、毎回2週間の休暇を取って楽しむそうです。
何でカンクン、って尋ねたところ、陽気なメキシコ人が好きなのだそうです。
日本のことはあまり知られていなくて、ただ阪神大震災のことは知っていました。
私もスェーデンのことは福祉や老後が充実している、ということくらいしか知らなくて、もっと世界の色々な国のことを勉強したくなりました。

船の時間が長くて島にはあまり長くいられませんでしたが、イグアナが間近にいるんです!食事中に寄ってきて、最初は珍しいので皆集まるのですが、そのうち慣れてきているのが当たり前になっています。

すごく暑いので島の散策に行かなかったら、気遣ってくれるスタッフに帰り際に、景色がいいから行って来い、って勧められて、汗だくで行ってきました。その頃には私たちはかなり黒くなっていました。

明かりに照らされた夜の浜辺は幻想的で素敵でした。「LOVE ○○」と書かれた花火が上がり、一発いくらだろう、なんて考えながら、カンクンともさよならです。

機中が長いのと時差(-14時間)で私は帰国してもしばらく体調が悪かったのですが、主人はそういったことは平気で翌日から仕事を始めていました。

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2009-09-07
カンクン旅行記3

次の日はマヤ遺跡で世界遺産にも登録されているチチェン・イッツアへ日本人ガイド付きのツアーに参加しました。
ラッキーなことに私たちだけだったので貸し切り状態です。ガイドは細川さんという小柄な女性だったのですが、とても親しみやすく、チチェン・イッツアの旅を十分に楽しむことができました。
メキシコでは新型インフルの影響で全くと言っていいくらい観光客が来なくなり、カンクンでも閑古鳥が鳴いていたそうです。(2週間帰国できたそうですが)JTBのこのツアーのおかげでこの先は仕事があり、9月の連休中は人手が足るかどうか心配と言っていました。

チチェン・イッツアは日本でもテレビの世界遺産の番組やクイズ形式の番組で取り上げられていたので私も知っていました。北側階段の蛇頭ククルカンをしつらえた階段側面は羽が年に2回、春分と秋分の日に影になって現れるという巧妙な仕掛けになっています。それを見るために世界中から多くの観光客が訪れるそうです。

その他手をたたくと鳥の鳴き声のような音が返ってきたりとか不思議な現象が多々あります。エルカスティージョという大神殿は巨大カレンダーにもなっていて、それ全体でマヤの暦を表しているそうです。
その他、石柱が林立するトルテカ風の戦士の神殿、頭蓋骨の台座ツォンパントリ、ジャガー(マヤ人にとって畏怖の対象であり、強さのシンボル)の神殿、宗教儀式として競技が行われた球戯場、ミステリアスな生贄の泉セノテ・・・等あります。

ユカタン半島は密林の湿潤地帯なのですが、川はありません。石灰岩質の土壌のため、降った雨は全て地中にしみ込み、地下に水のたまる空洞を造り、その空洞の上の地面が陥没してできたのがセノテです。

暑いと40度くらいにもなるこの地域。この日は35度くらいだったと思われますが、全身汗だくです。途中スコールがあったので助かりました。
出店の人たちは雨が降ると出し物の下にもぐるのです。傘というものはあまり使わないようで、現地のガイドさんが私の持っていた日傘兼雨傘をとても素敵だと言って驚いていました。

主人は工房にこもって仕事をしているのであまり日に当たっていないせいか、疲労困憊気味で、細川さんと私の後をトボトボと付いて来ていました。

カンクンからチチェン・イッツアまでは200キロの距離で車で片道2時間くらいかかります。往きは原住民の住居とかを車中より眺めていましたが、帰りは乗った途端眠ってしまったようです。
ホテルの部屋から眺める夕日はまた格別でした。疲れ果て夕食はルームサービスを取りました。

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2009-09-07
カンクン旅行記2

ユカタン半島の突端、カリブ海とラグーンに挟まれた20キロの細長い州がリゾートとして開発されたカンクン。世界で最も美しいビーチと言われています。

到着した翌日は疲れもあって終日ホテルのビーチ前のプールサイドでのんびり過ごしました。

カンクンのカリブ海はホテルゾーン前が美しいと聞いていましたが、まさにその通り。コバルトブルーの海の色と丸く大きく広がる海岸線にしばし呆然。

日本では紫外線の害が盛んに言われていますが、外国ではどうなんでしょう。
プールサイドにいた日本人は私たちだけだったのですが、他の外国の人たちはほとんど日よけをしないのです。ビーチパラソルの下を避けて、日光浴を楽しんでいるという感じです。
真っ赤に日焼けをしていて痛そうなんですが、平気なんですね。私たちは中途半端でいけません。
日焼けを気にしてビーチに行くこともできず(並みの暑さではない)、太陽光線を避けてパラソルも移動をし、全身をバスタオルで覆うという慎重さ。
それでも照り返しで、うっかり昼寝をしてしまったときに焼けてしまいました。

夜はホテルから歩いて30分くらいのところにあるショッピングモールに出かけましたが、暑いのと昼にプールサイドで食べた超大型ハンバーガーとポテトがずしりとお腹に残っていて食欲もなく、軽くサンドイッチを食べただけで済ませました。
どうも私たちは人の多い街は合っていないようです。

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2009-09-03
カンクン旅行記1

「待ってました!カンクン」

これをネットで目にしたのはちょうど次男の就職も決まり(就活はとても大変でしたが本人の並ならぬ努力の末志望の会社から内定を頂くことができました^^)旅行計画を始めた矢先でした。
新型インフルで大打撃を受けたメキシコを救おうとルックJTBが期間限定で企画した商品です。
(破格値だったのですぐに完売したようです)

新型インフルや長時間のフライトを考え少し躊躇しましたが、この機会を逃したらあこがれのカリブ海には二度と行けないのではと思い、勇気を出して申し込み7月半ばに行ってきました。

往きの機内で感染したら大変なことになると考え、一応万全の対策(マスク、除菌ウェットティッシュ等持参)をしていきました。それでもマスクはどうしようかと悩んでいたところ、ラッキーなことに成田からソフトボール全日本女子の選手の皆さん(監督の顔を見て気がつきました)が、機内で一斉にマスクをつけたので、それに紛れて私たちもダラスまでの機内はずっとつけていました。
選手の皆さんはしっかりと教育されているのか、窓際に座っている選手は通路際の別のお客さんがトイレに立ったときに一緒に行くのです。
迷惑をかけないようにという気遣いなのでしょう、感心しました。

中部国際→成田→ダラス→カンクンと、長時間の移動と-14時間の時差で案の定私は着いた当日は体調がすぐれず、ホテルのレストランで軽い夕飯を取ってる際にも陽気なメキシカンのウエイターが何度も話しかけてきて、ただでさえ出てこない英語と頭痛、吐き気に四苦八苦しながらも、一晩ぐっすり寝たら快復しました。

写真はどこだか忘れてしまいましたが、機内より見た朝日と滞在先のホテルザ・リッツカールトンです。

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