日記

2013-01-30
宮城県S様より

この冬は本当に寒いですね。しんしんと冷えます。

今回は、震災で被災した実家の家屋(宮城県宮城郡松島町)に仕立てていない状態の欅の板があって、それを机に出来ないか、というお客様S様のご依頼をご紹介いたします。

「福庭さんに欅の板の件、引き受けていただきました事感謝の気持でいっぱいです。 あれは、今年の春、三月の事でありました…。」

「本日、夕方に机が到着。設置したところの画像をお届けします。
本当に、お世話になりました。
机になって、新しい命が吹き込まれた感じ、しますね。
胡桃の箱物もすっきりとした仕上がりで気に入りました。
机に向かうのが、しみじみと楽しい時間になりそうです。
明日は、父の法要で盛岡に行ってきます。
この机の事、報告して参ります。
今晩はこのへんで。
では、また。」

「宮城県栗原市と言えば震度7だったところではないでしょうか?
さぞ大きな揺れだったのではとお察しいたします。
神社の額の残りの部材ということもあり、大変縁起の良い板ですね。
それをお父様が大切にされてきたということで思い入れも大きいと思います。
何とか当工房でお力になれたら、と思っております。」

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新しい命としてよみがえった机、
お父様もきっと喜んでいらっしゃるでしょうね。

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