このところ、特別オーダー家具の制作やそれに伴う新商品の制作に追われています。
前回のWEB担当便りでも書きましたが、サクラの特大TVボード、サクラのアームチェアー6脚の制作がかなり大変でした。久しぶりに「生みの苦しみ」を味わったようですが、昨日、アームチェアー6脚を無事納品致しました。
今回の便りでは、このアームチェアーの制作風景を書こうと思います。
まず、特別オーダーの椅子の場合、お客様よりご希望のデザイン、大きさ、材質、ご予算をお聞きします。
それを元に原寸大の図面を起こして治具(雛形)を作ります。
今回のアームチェアーは、テーブルと同じサクラをご希望でしたので、ご注文を頂いてから、テーブルと椅子の材料であるサクラの丸太を購入し、挽いて乾燥機に入れました。 工房内はTVボードのサクラ材もありますので、サクラの板で一杯です。
「南京がんな」「反り台がんな」「刳り小刀」などで背もたれのカーブを仕上げ、座面には坐繰りも施します。 背もたれと脚との接合には「地獄ほぞ」という仕口を使いました。作業台の上は部品で一杯になります。
部品が揃ったら、材が割れないよう細心の注意を払いながら組み上げていきます。 背もたれにはブラックウォールナットでスピンドルも入れました。
オイルを塗ったら「アームチェアー」の完成です。
この後もブラックウォールナットの台形テーブル、欅の一枚板を使用したハの字型脚部のテーブル、座面に滑り止め加工を施した椅子、革製のスパニッシュチェアー風の椅子等、特別オーダー品の制作が続きます。
特別オーダー品でお知らせしました予定納期以上に時間を要してしまい、又、特別オーダー品以外でも遅れが生じております。
大変お待たせして申し訳ございませんが、全力で制作しておりますので、どうぞご理解を頂けます様お願い致します。
明けましておめでとうございます。
今年は家具制作を始めてから22年目を迎えます。
福庭家具工房も22歳…多くの皆様に支えられて来ました。心より感謝申し上げます。 又、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
我が家では朝は玄米、昼、夜には胚芽米(ときに白米)を食べています。
先日お客様の声に掲載されております、新潟県の土田農場様のお米を購入致しました。
玄米と白米ですが、ふっくらとしていてとても美味しかったです。
手作りの銀杏と大豆も頂きました。
インターネットからも注文ができますので、是非皆様もご利用下さい。
お正月も休み無しで制作にあたり、1月早々にも出荷、配達できるように努力致します。