日記

2008-03-13
マルタ共和国旅行記3

絶景を見た後はゴゾ島の首都ヴィクトリアへショッピング。ヴィクトリアは以前単にラバト(アラビア語で町)だったのですが、ヴィクトリア女王在位25年を記念して改名されました。

繊細なレース編み、騎士団たちを飾った金銀細工、ヴェネツィアングラスの技術を踏襲したガラス製品が有名です。また最近人気上昇中のマルタワインと香り豊かで濃厚なゴゾの蜂蜜も美味しいです。

マルタの産業は漁業、農業(ワインと蜂蜜)、観光とわずかな工業です。住民の足も年代物のバスが主流で、狭い道路に日本では考えられないような古い車がびっしりと縦列駐車されています。どうもバンパーは押し出すためにあるようです。

子供たちはスクールバスで学校に通っているのですが、このスクールバスの運行は最優先されます。私たちのバスの運転手さんもスクールバスの運転のため途中で帰ってしまいました。文句を言っても全く通用しないのでガイドさんも諦めています。

ちなみに、マルタでは大学まで教育費を全て国が持ってくれるそうです。ガイドさんが「助かるわ~」と言っていました。だから大人ものんびりしているのですね。

石畳の道路の両側には、所狭しと住宅やお店が建っています。どの家も石灰岩を積み上げたものでほぼクリーム色。一番驚いたのは立派な玄関ドアが個性豊かにあることです。中には夏場の厳しい日差しから守るためにすだれのようなものをかけている家もありました。

ショッピングを済ませてから高台にあるチタデル大城塞へ。元はゴゾ島の住民が海賊や異民族の侵入を防ぐために建てたもので、17世紀の騎士団の時代に度重なるオスマン・トルコ軍や海賊の侵攻に備えてより強固に再建されました。今や観光客の賑わいのみで物々しい城塞の割にはとても静かな町になっています。さらに上に上っていくと辺り一面見渡せる高台になっています。

町の入り口には大聖堂が建っています。建築当初はドームが載るはずだったのが資金不足のためとりやめとなり、そのため遠近法を駆使した「だまし絵」により、壮大なドームがあたかもそこになるかのような錯覚を与えています。イヤホンで説明を受けたのですが、その時はよく意味が分からず、家に帰ってガイドブックを読んで納得した次第です。

夕刻にはイムジャールの船着場を後にし、再びフェリーでマルタ島に戻りました。

次回に続きます。









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