日記

2007-11-02
次男のお気に入りだった絵本

ずっと暖かな日が続いていましたが、昨日から少し肌寒く感じるようになってきました。 山々の紅葉はさぞ美しいことでしょう。

ここ美濃加茂市に引っ越してきたのが長男が3歳、次男が8ヶ月の時でした。
夏場とっても涼しい長野県安曇野市(旧南安曇郡三郷村)で生活していましたので、こちらに来て最初の夏は子供たちにとって地獄の日々だったようです。
順番に熱を出し、お医者さん通いに明け暮れました。名古屋育ちの私たちも5年間涼しいところで生活したせいか、ここの蒸し暑さにはほとほと参ってしまいました。

引越ししたばかりで知り合いもいないので、市が主催している「乳幼児学級」というものに参加し、そこで今でも付き合いのある友人とも巡り会いました。「絵本の読み聞かせ」の大切さを教えてもらったのもそのクラスに参加しての事です。

次男のお気に入りの絵本に「しょうぼうじどうしゃ じぷた」があります。毎晩持って来ました。

あるまちの まんなかに、しょうぼうしょが ありました。
そこには、はしごしゃの のっぽくんと、こうあつしゃのばんぷくんと、きゅうきゅうしゃの いちもくさんが おりました。
(中略)
それから、まちの こどもたちは、しょうぼうしょを のぞくと、かならず、じぷたを ゆびさして いいました。
「やあ、じぷたが いるぞ!ちびっこでも、すごく せいのうが いいんだぞ!」

今読んでみてもすらすら口から出てきます。
子供たちが本好きになったかどうかはさておき、私たち家族にとって貴重な日々であったことは確かです。

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